ビンチェーロでは、2010年より、不定期ながら里親との出会いの場として譲渡会を実施してきました。その結果、数十頭の犬猫を新しい里親さんの許に送り出すことができました。 つまりは、死なせずに生きるチャンスを与えることができた子の数であると満足しております。  この譲渡会は　現在　有志主催に切り替え、急いで里親を募集する必要のある犬や猫が居る場合、通年開催し、ご縁のあった里親様と動物をつなぐ橋渡しの場として、また、処分や遺棄といった不幸な動物を出さないための啓発の場として、多くの「縁結び」を果たせるよう努めております。 健全で希望ある未来に向けた譲渡会を、多くの動物に生きるチャンスをもたらすために、広くご利用いただきますようどうかよろしくお願いします。
譲渡対象犬猫は無料で希望者に譲り渡されますが、不妊去勢、室内飼養など、いくつかの「お願いごと」を快諾いただけるご家庭が対象となります。

　ブログをチェックいただき、譲渡会情報や里親募集犬猫情報を参考に　ご縁をいただければ幸いです。 これから犬や猫を迎えたい方は、こうした保護動物という選択肢も是非ともご検討下さい。
行き場のない動物達が安住の家庭に迎えられるときの喜びは格別です。
保護犬猫は　その大半が　とても良い子です。
是非とも　これから飼いたい方は　こうした「ほりだしもの」との出会いにご期待下さい。

譲渡会では、下記のような「お願いごと」をご了解いただける方を、里親様 対象として対応させていただきます。 ご納得いただけない場合、当てはまらない場合には、残念ですがお話を進めること ができません。 また、この譲渡会を利用して里親を見つけたいという方にも「お約束」をご了解い ただいた上で対応致しますので、ご相談下さい。

里親になっていいただくために下記の条件をご了解下さい。

1. 犬、猫を室内で飼養できる住居であること。
   動物の飼育が禁止されている集合住宅や、家主さんに内諸での飼育はできません。
2. ６５才以上の方だけの家庭は、万が一の場合に備えて動物の飼養を引き継いでもらえる家族や知人などの確保が必要です。
   必ず快諾いただける方をお願いして下さい。
3. お独り暮らしの方の場合、状況により応じられない場合があります。
4. 同棲中のカップルには応じられません。
5. 転勤などで動物の同伴ができなくなる可能性のある方には応じられません。
6. 手のかかる小さなお子さんがおられたり、出張、激務などで動物の世話や教育に割く時間がとれない方には応じられません。
7. １でお願いしておりますように　犬、猫ともに室内での飼養、ご家族との共生をお願いします。
   室内飼養の方が管理がしやすいなどの利点が多いだけでなく、盗難防止や不調の気づき、事故の予防にも外飼いとは比較にならぬほど有利です。
8. 不在の多いご家庭、ほぼ終日お留守のご家庭には応じられません。
9. 不妊、去勢処置がまだの個体については、適期に必ずその処置を実施していただきます。
10. フィラリア予防薬の投与、狂犬病予防接種など、法的なものはもちろん、最低限の健康管理をお願いします。
11. 迎えた動物が重病、重傷などで身体障害を負ったり、介護の必要な身体になった場合でも、最期まで最善を尽くしてケアをお願いします。
12. 原則として、里親様には烏取県内在住者を対象とさせていただきます。
13. 里親申し込みをいただいた方のご自宅に伺い、周辺環境などの確認をさせていただく場合があります。
    訪問の際には、ご家族全員とお話しさせていただくことが望ましいのでご理解願います。
    また、ご自宅訪問の折には前もってご連絡を致します。
14. 万一、里親様が長期入院やご逝去という事態などで動物の飼養が困難になった場合、それが予測される場合であれば、信頼して動物を迎えてくれる方をお探しいただきたく平素から心がけておくことをお勧めします。
    そうでない場合には可能であればご一報下さい。
    保健所に持ち込むようなことだけは絶対に避けて下さい。
15. 災害時には、動物を連れて「同伴避難」をして下さい。
    どこにでも避難できるよう、日頃からケージに慣らすなどの心がけが必要です。
16. 時々、近況報告をお願いします。
    写真付きのメールやお電話、そして、ビンチェーロに同伴いただいてあれこれご報告をいただければ幸いです。
    里親様同士のつながりや交流も楽しめればと願います。
17. ご家族全員の同意が得られない場合には応じることができません。
    迎えた動物（里子）は、その天寿を全うするまで「終生飼養」を貫いて下さい。

譲渡会で里親申し込みをいただいた方には、ビンチェーロまでお越しいただき、面談を経てから動物との対面をしていただきますので、ご面倒ですが、ご足労願います。こうした手間をあえて省かないのは、世間で、里親詐欺の犠牲になって不本意な末路をたどる動物たちが後を断たないという非常に残念で哀しい事例が全国的に少なくないからです。 お申し込みいただいた方には失礼を承知の上で、個人情報に触れ、ご家族構成や動物の飼育歴、お考えなどをお尋ねしますが、動物達の安全を守るために必要な行程と受け止めてご承諾下さい。