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愛犬や愛猫との生活は 疲れた心を癒してくれたり、感性を優しく和ませてくれたりと、豊かな時間をもたらしてくれるものです。
しかし、視点を変えれば、GIVE&TAKEのTAKE(もらう、受ける)だけでなく、GIVE(与える、導く)の余裕が必要だということを忘れてはなりません。
かといって、溺愛、盲愛も問題が生じることがあり、何より重要なのは、守り切ってみせる!という固い信念と覚悟で、彼らの二十年に満たない短い一生を引き受ける責任を全うすることです。
病気、怪我、事故、犯罪、災害などから 弱者である愛犬や愛猫を全力で最後まで守るという強い意志が持てない人は、犬や猫を迎えるのは断念しましょう。
生活形態からみても 動物の世話を貫徹できそうもないときは 見合わせましょう。
愛犬、愛猫を守るためには 体力も時間も知識も必要ですが、経済力も不可欠です。
一時の感情や気まぐれで、あるいは子供の情操教育との名目で、子供任せの飼育も、ほとんどの場合、成功することはないでしょう。
環境が整っていないのに迎えてしまうと、想像していなかった不幸な結末や苦悩を招くことになるでしょう。
犬や猫との生活は 人生を彩る楽しい想い出をもたらしてくれますが、都合のよいことばかりではありません。
事故などで被害に遭わせるだけでなく、場合によっては、他者に迷惑をかける加害者にさせてしまうこともあります。
一つの小さな命を終生担うという重大な責任を貫ける人だけが 犬猫の飼い主になれるのです。
愛護心があっても、知識の無い人は 失敗や後悔を極力無くそうとの意志の下、彼らの生態、習性、健康管理、教育の必要性などを積極的に学ぶことから始めましょう。
軽率な気持で犬や猫を飼いはじめたために、結局 飼育放棄に至り、野犬や野良猫となった末に、不運にも殺処分されてしまう例が後を絶ちません。
誰でも手に入れることができる犬や猫ではありますが、一旦迎えたら、最後まで守りましょう。
事情がどう変わろうとも、人間の都合で、安易に 責任を放棄することは 法的にも、人道的にも許されることではありません。
今さら言うまでもないことですが、犬猫の遺棄は犯罪です。行き届かない杜撰な飼い方も同じです。
犬猫との楽しい日々は、責任という原点に立脚してこそ 手に入れることができるものなのです。
そのことを念頭に 気持ちが固まったなら、どうか、新たな家族として 愛犬 愛猫を迎えることをご検討下さい。
ビンチェーロは、動物愛護福祉啓発団体「アニマルリンク鳥取」の会員として、不幸不遇な子らを出さないように働きかける活動を 微力ながら行っております。
ペットショップに行く前に、1匹でも 1頭でも助けていただきたい命(保護犬保護猫)があることを思い出し、そういう子を迎えることを選択肢に加えてご検討いただける方を応援しております。
あなたが迎えることで 幸せになれる子がいます。
あなたが迎えることで 処分を免れる子がいます。
あなたと愛犬、愛猫が共に幸福になれる道が拓かれます。
保護犬猫の受け入れを検討いただける方は 情報を提供できる場合がありますので、ビンチェーロにご相談下さい。
里親募集の犬猫のご相談を受けた場合、当店ウェブサイト内の「おしらせブログ」にも載せておりますので チェックなさってみて下さい。
※ 当店では 飼えなくなった犬猫のお引き取り依頼には応じておりません。
保護犬、保護猫を里親として引き取りたい場合、下記のお願いを快諾いただける方が対象となります。
● 犬猫を室内で飼養することができる住居にお住まいであること(家主に内緒、規則違反はNG)
● 繁殖制限手術がまだの場合、それを実施すること
● 家族全員が 飼養(室内共生)に賛同していること
● 個体に応じた世話、運動、しつけ(教育)、介護などができること
● 子供任せにせず、管理の主導者は成人であること
● 病気、怪我、事故、災害、犯罪などから守るために努力を惜しまないこと。必要な治療は受けさせること
● 老人だけの世帯、一人暮らしの方などは 状況によっては譲渡に応じられないことがあります
● 愛犬愛猫が天寿を全うする最後まで責任を果たせること
当方が主体となって 譲渡に関わる場合、上記の条件を満たす希望者の中で、個体に適任と想われる家庭に譲渡を薦めることになります。
犬猫それぞれの体質、性格、経緯、背景などを考慮し、希望者側の家族構成、生活スタイルなどを判断材料とさせていただきます。
※ 現在 譲渡会を開催しておりませんので 個別にご相談下さい。
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